Reason歯周病になるのはなぜ?
歯周病の原因は歯垢(プラーク)の中の細菌です。歯垢を確実に取り除くことで、予防に繋がるのですが、毎日磨いても歯周病になってしまうのはなぜでしょうか。「磨いている」ではなく「磨けている」状態を作る必要があります。そのために歯科医院でチェックしてもらうことが大切です。
歯周病の原因は歯垢(プラーク)の中の細菌です。歯垢を確実に取り除くことで、予防に繋がるのですが、毎日磨いても歯周病になってしまうのはなぜでしょうか。「磨いている」ではなく「磨けている」状態を作る必要があります。そのために歯科医院でチェックしてもらうことが大切です。
汚れが溜まって歯茎が赤く腫れたり、歯磨きの際に出血する歯茎の炎症状態です。この時期であれば歯肉炎を治すことができます。
歯肉炎が悪化してしまうと、歯と歯茎の溝が深くなりその部分に歯周病菌が増殖し、歯を支えている周囲の炎症が進行してきます。
軽度より進行すると、歯を支える骨が半分程度溶けてしまい、グラつきが発生します。食事や歯磨きの際に少しづつ支障が出てきます。
歯と歯茎の溝(歯周ポケット)がさらに深くなり、歯の周囲の骨は半分以上破壊してしまいます。放置すると自然に歯が抜けてしまいます。
歯周病は生活習慣病の1つであり、糖尿病や服用、普段の食生活や喫煙などによって歯周病の進行を促進します。歯周病菌が血管の中に入り込むと、血管沈着物を作り血栓となって、脳や心筋梗塞を引き起こす原因に繋がります。その他、誤嚥性肺炎や早産のリスクなど様々な全身疾患に関与してきます。